福島県立医科大学医学部
耳鼻咽喉科学教室

〒960-1295 福島県福島市光が丘1番地
TEL:024-547-1321 FAX:024-548-3011
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日本耳鼻咽喉科学会福島県地方部会


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耳鼻咽喉科専門医コース


【コースディレクター紹介・副コースディレクター紹介】

  コースディレクター : 室野 重之
   <略歴>
   1992年 金沢大学医学部卒業
   1998〜2000年 米国ノースカロライナ大学留学
   2002年 金沢大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科助教
   2009年 金沢大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科講師
   2014年 金沢大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科准教授
   2016年 福島県立医科大学耳鼻咽喉科学講座教授
 <学会認定医・専門医等>
   日本耳鼻咽喉科学会専門医
   日本頭頸部外科学会頭頸部がん専門医
   日本気管食道科学会専門医(咽喉系)
   がん治療認定医機構認定医

  副コースディレクター : 松塚 崇
   <略歴>
   1993年 福島県立医科大学卒業
   2006年 福島県立医科大学耳鼻咽喉科学講座講師
 <学会認定医・専門医等>
   日本耳鼻咽喉科学会専門医
   日本頭頸部外科学会頭頸部がん専門医


【プログラムの目的と特徴】

卒後臨床研修(2年)を終了後、耳鼻咽喉科・頭頸部外科臨床医の養成を目的とする4年間の臨床研修プログラムである。

耳科学、神経耳科学、鼻科学、口腔・咽頭科学、喉頭科学、気管・食道科学、頭頸部外科学に加え、小児難聴、嚥下・咀嚼などの領域において十分な理解と、診療能力を獲得することを目的とする。研修施設は福島医大附属病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科とし、研修時期に応じて関連する医療施設においても臨床経験を積むことで、大学病院のみでは経験することの少ない一般臨床で頻度の高い疾患についても補完する。

本プログラムによる4年間の研修終了により日本耳鼻咽喉科学会認定専門医の専門医認定試験の受験資格を得ることができ、全員が専門医を取得することも併せて目標とする。

また本プログラム修了後は当講座において、主治医として診療にあたるとともに指導医として下級医の指導を行うことができる。


【取得できる専門医名】

日本耳鼻咽喉科学会認定耳鼻咽喉科専門医
日本気管食道科学会認定気管食道科専門医
日本頭頸部外科学会認定頭頸部がん専門医


【専門医取得の要件】

日本耳鼻咽喉科学会認定専門医試験制度により、
 1. 日本国の医師免許を有する者
 2. 専門医認定の申請時において、引き続き3年以上、日本耳鼻咽喉科学会の正会員である者
 3. 学会で認可された耳鼻咽喉科専門医研修施設において所定の研修カリキュラムに従い4年以上の
   研修を終了した者(そのうち3年以上は耳鼻咽喉科専門医研修施設における研修でなければならない)
上記1〜3の三条件に該当した者が、申請の上、認定審査をうけ、専門医となることができる。
最短取得年数;医師免許取得後7年目
取得に必要な症例および手術件数については、特に規定はない



【プログラムの概要】

 到達目標
 <研究1年目>

 
 専門医  認定専門医制度による規定症例数等なし
 知識  耳鼻咽喉科領域の解剖および生理について理解する
 日常遭遇する耳鼻咽喉科疾患について理解する
 医療保険の仕組みについて理解する
 身体障害者福祉法について理解する
 院内感染対策について理解する
 安全管理対策について理解する
 実技  病棟および外来にて指導医の元で患者さんを担当する
 医師としての態度・ふるまいを身につけ、患者と接する
 問診および病歴の聴取・記載ができる
 診察手技を習得し、所見をとる
  額帯鏡、顕微鏡、内視鏡(咽喉頭ファイバー等)の使用による局所の観察、
  神経耳鼻学的所見のとり方
  頸部リンパ節、甲状腺、唾液腺の触診
 生理検査・画像検査を理解し、読影する
  純音聴力検査、ティンパノグラム、聴性脳幹反応検査、電気眼振計検査、
  鼻汁好酸球検査、電気味覚検査等
  下咽頭・食道造影、CT、MRI、頸部超音波検査
 救急疾患への初期治療を実践する
  急性中耳炎、急性扁桃炎、扁桃周囲膿瘍、急性頭蓋炎、鼻出血、めまい、
  顔面外傷など
 外来で行う以下の手技を理解し実施する
  鼓膜切開術、鼓膜チューブ留置術、鼻出血止血術、外耳道異物除去
 手術適応について理解し、助手として治療にあたる
  鼓室形成術、内視鏡下鼻副鼻腔手術、扁桃摘出術、甲状腺腫瘍手術、
  頸部郭清術等
  気管切開術、輪状甲状膜切開などによる気道確保
 学術・研究  日本耳鼻咽喉科学会福島県地方部会等で症例発表等を行う

 <研究2年目>

 
 専門医  認定専門医制度による規定症例数等なし
 知識  耳鼻咽喉科領域の解剖および生理について理解する
 身体障害者福祉法について理解する
 耳鼻咽喉科領域において臨床上頻繁に遭遇する以下の疾患等について
 その病態、診断および治療について理解する
  真珠腫性中耳炎、顔面神経麻痺、突発性難聴、副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、
  扁桃周囲膿瘍、急性喉頭蓋炎、急性唾液腺炎、深頸部膿瘍、食道異物、
  気道異物、顔面外傷、頭頸部腫瘍、嚥下障害
 化学療法の適応、使用法および副作用とその対応を理解する
 放射線療法の適応および副作用とその対処を理解する
 実技  指導医とともに外来患者の診察・診断・治療をする
 指導医とともに入院患者の治療計画を立案し実施する
 以下の処置および手術手技に習熟する
  鼓膜切開術、鼓膜チューブ留置術、鼻出血止血術、外耳道異物除去、
  上顎洞穿刺、扁桃周囲膿瘍切開排膿術、内視鏡下鼻副鼻腔手術、
  扁桃摘出術、内視鏡下の咽喉頭生検、吸引細胞診等
 手術適応について理解し、習熟度に応じて術者を務める
  鼓室形成術、内視鏡下鼻副鼻腔手術、喉頭微細手術、
  頸部良性腫瘍手術、頸部郭清術、気管切開術等
 学術・研究  日耳鼻地方部会および各全国学会での学会発表

 <研究3年目>

 
 専門医  認定専門医制度による規定症例数等なし
 知識  耳鼻咽喉科領域の疾患等についてその病態、診断および治療について理解する
  難聴児と言語発達、補聴器、頸部嚢胞性疾患、唾液腺腫瘍、甲状腺腫瘍、
  頭頸部腫瘍(上顎癌、口腔・咽頭癌、喉頭癌)悪性リンパ腫
 中耳および鼻副鼻腔の臨床解剖について理解を深める
 実技  指導医とともに外来患者の診察・診断・治療をする
 指導医とともに入院患者の治療計画を立案し実施する
 以下の処置および手術において習熟度に応じて術者を務める
  鼓室形成術、内視鏡下鼻副鼻腔手術、扁桃摘出術、喉頭微細手術、
  頸部良性腫瘍手術、頸部郭清術、気管切開術等
  内視鏡下の咽喉頭生検、吸引細胞診等
 学術・研究  日耳鼻地方部会および各全国学会での学会発表

 <研究4年目>

 
 専門医  認定専門医制度による規定症例数等なし
 知識  手術に必要な耳、鼻、口腔、咽喉頭、気管食道、頸部の臨床解剖の理解を深める
 耳鼻咽喉科領域の疾患に対して、現在、国内、国外で行われている治療法を列挙
 し、それぞれの利点、欠点を理解する
 実技  指導医とともに外来患者の診察・診断・治療をする
 指導医とともに入院患者の治療計画を立案し実施する
 以下の処置および手術において習熟度に応じて術者を努める
  鼓室形成術、内視鏡下鼻副鼻腔手術、扁桃摘出術、喉頭微細手術、
  頸部良性腫瘍手術、頸部郭清術、気管切開術、内視鏡下の咽喉頭生検、
  吸引細胞診等
 特に以下の症例について主体的に治療計画を立て、術前術後の管理を行う
  人工内耳埋め込み術、頭頸部悪性腫瘍再建手術 等
 学術・研究  日耳鼻地方部会および各全国学会での学会発表


【年間症例数等】


福島県立医科大学付属病院
  手術件数 年間 450〜480 件
  入院患者 年間約 500 名


【研修施設・研修責任者等一覧】 (医大および協力病院)

 
 施設名  所在地  診療科  指導責任者  専門医数
 福島医大附属病院  福島県福島市
 耳鼻咽喉科
 ・頭頸部外科
 室野重之  17名
 太田西ノ内病院  福島県郡山市  耳鼻咽喉科  佐藤和則  3名
 寿泉堂綜合病院  福島県郡山市  耳鼻咽喉科  山辺 習  1名
 大原綜合病院  福島県福島市  耳鼻咽喉科  鹿野真人  3名
 福島赤十字病院  福島県福島市  耳鼻咽喉科  大河内幸男  1名


【専門医取得実績(過去5年間)】

平成22年度 日本耳鼻咽喉科認定専門医 1名
平成22年度 日本頭頸部外科学会頭頸部がん専門医 2名
平成22年度 内分泌・甲状腺外科専門医 1名
平成21年度 がん治療認定医 1名
平成20年度 日本耳鼻咽喉科認定専門医 1名
平成19年度 日本耳鼻咽喉科認定専門医 3名


【評価方法】

コースディレクターを筆頭とする指導医となる耳鼻咽喉科専門医により、各研修目標・項目について評価を受ける。